9日、うちら困ってんねん@京都の企画「京都府市政まち壊しウオッチングツアー」に北区ポイントをドライバー兼ねて同行参加。
12時半に楽只公園で合流。まずは「大のじ」さんのお好み焼きをいただいて腹ごしらえ。そのあと、「北区街づくりを考える会」のOさんから、楽只市営住宅の再整備に伴う「賑わい施設」建設に関する住民アンケート結果の説明を聞いて、広大な予定地をウオッチング。地域や住民の要望や意見を反映させた施設の再整備が必要との思いを共有しました。
そのあと、豪雨による浸水被害の常習地である紙屋川上流地域を視察。私から地域の特性と経過、浸水の背景、行政への要望、支援している会の運動を説明、紹介しました。
続いて大宮交通公園へ。「大宮交通公園をよくする会」のHさんとYさんの説明を受けながら、新北消防署と公園を視察。消防署の地域開放ゾーンが閉じられていたり、出入り自由となった御土居の法面の笹が子どもたちの滑り台になってボロボロになっている状況、今までのゴーカートコースが通行禁止になっている様子、何より整備前の樹木がバッサリ伐採されている様子に参加者もアングリ!
北区最後は、左京区に隣接する植物園周辺の北山エリア再開発予定地。「植物園再整備計画の見直しを求める会」のTさん、植物園職員さん、府立大学教員さんから、植物園がどう壊されようとしてるのかリアルな説明を聞き、植物園は休園のため周辺を観て回り、府立大学の構内を案内いただき、シネコン予定地や、ホテル予定地、そして1万人収容の体育館(アリーナ)予定地を視察。その大きさとそれによる環境破壊のひどさを実感。
「百聞は一見に如かず」です。やはり現場を見ることは百回話を聞くことと同じくらい大事なことを痛感するツアーでした。そして、それぞれの地域で地域にねざして住民運動をがんばっている住民のみなさんの奮闘に感謝する次第です。