活動日誌・お知らせ

2018年7月12日(木) 文化環境委員会他都市調査(豊島区)

他都市調査2日目は、豊島区の総合窓口システム

豊島区は、27年5月に新庁舎整備と同時に複数の窓口業務を一元化して総合窓口として開設している。旧庁舎時代の71業務を110業務に拡大し、合わせて毎週土日開庁を行い、フロアマネージャー(窓口案内、発券補助)を導入している。全国トップで実行したシステムで他都市からの視察が絶えず、京都市も昨年視察に行っている。

たしかに、総合窓口システムによる手続きのワンストップ化により、いわゆる「たらい回し」は無くなり、一箇所で手続きが完了できるが、今のところトータル待ち時間はそんなに大差ない、とのこと。

システム執行は民間会社に業務委託してる。いわゆる「財政効果」はどうだろう?民間委託で職員は5人削減する一方で、委託費は年間4億円。「土日開庁を職員だけでやることを考えたらトントン」と言われたが疑問は残った。

民間委託による個人情報保護はどうだろうか?受付、発券、入力、交付のみで、検査は職員がやるとしている。しかし、今年7月に明らかになった、作業見本として個人情報のコピーを業者に渡した目的外使用事案はショックだ。職員の個人情報保護認識の希薄差が問題だが、業務委託した故の事故の面もあるのではないか。

それにしても、都内自治体の財政力は凄い。総合窓口フロアの広いこと、例えが適切かどうかはあるが総合病院の受付と待合室みたい。屋上には庭園が整備されビオトープもあり市民の憩いの場になり、窓口待ち時間の時間つぶしになるそうだ。

総合的感想として、総合窓口化・業務民間委託がバラ色だけではないだろう。

(更新日:2018年07月20日)