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2019年9月20日(金)まちづくり市民塾で学んだこと

20日に開かれた「まちづくり市民塾/世界の都市の観光政策〜オーバーツーリズムと観光公害を考える」。報告者は豊田旅行代表・豊田陽さんと京都新聞報道部記者の相見昌範さん。

 豊田さんの講演を聞くのは初めてだが、現地でのガイド活動を通じて「観光はその国や社会の成熟度が分かる。観光のあり方を変えれば社会を変えられる。そのためには誰もが納得できるルールづくりが必要」との話はその通りだと思った。
 フィンランドでは「お客様は神様、の態度は取らない。土日祝にガイドを頼むと倍の料金がかかる」、ブータンやイタリアでは「必ず現地ガイドを付けなければいけない」という。背景には、きちんとルールが説明でき、経費を高くすることで観光客を絞り込むことができ、現地での雇用にもつながる。

 京都新聞記者の相見昌範さんは、京都新聞の「観光公害」「オーバーツーリズム」問題の連載記事を書くためにバルセロナに行き、取材した経験を紹介。
 2015年の市長選挙で当選した市長が宿泊施設の新規立地規制をできたのは、選挙での市民の後押しがあったことを紹介し、「バルセロナにしろ京都にしろ、政府が観光客誘致を推進する立場にある下で、自治体が市民生活と観光をどう両立させるのか、市民の声が問われている」と締めくくられた。

 お二人の話を聞いて、観光問題も「地方自治、住民自治」が問われていることを痛感。いよいよ来年の京都市長選挙は重要であると思う。

(更新日:2019年10月09日)