活動日誌・お知らせ

2020年3月3日(火)新型コロナ対策、市バス・地下鉄の現状と課題

京都市議会の予算特別委員会が始まり、3日、交通局の質疑で市バス・地下鉄における新型コロナウイルス感染症の影響と対策について取り上げた。
地方公営企業法は第3条で地方公営企業の原則を「企業の経済性の発揮とともに、本来の目的である公共の福祉を増進すること」と定めている。その原則からして市バス・地下鉄から今回の新型コロナ感染者を出さない、広げないことが求められる。

しかし、現在やっていることは、乗務員にマスクの着用、主要ターミナルにのみ消毒液を配置、車内に啓発の張り紙をしているくらい。ちなみに車両や構内の消毒はいまだにやっていない。

質問にあたって他の政令市の対策を調べてみた。

札幌市は地下鉄と路面電車の全車両の手すりやつり手を消毒剤でふき取り、車両の窓の一部を走行中に開けて換気している。
大阪メトログループは全駅の改札口や施設にアルコール消毒液を設置し、地下鉄とバスの全車両と施設を毎日消毒作業している。
京都市でできないはずはないだろう、と質した。

担当部長は「かなりの労力がかかり、消毒液も手に入らない。感染者が出た場合はセンターの指示に従ってしっかり消毒する」と述べるにとどまり、「その程度でいいのか。緊急の手立てとして、乗務員の体調チェック、混雑時における換気対策、消毒液の設置個所を増やす、全車両の消毒の頻度を増やす、ことを提案。理事者は「検討して、できることはやる」と答弁。

感染者が出てからでは遅い。今からできることは財政措置をとって直ちにやるべきではないか。

(更新日:2020年03月05日)