今年7月と8月の集中豪雨で、紙屋川上流の開き町河川敷住宅で床下・床上浸水の被害が起きました。私も直ちに被害状況の調査とお見舞いに駆けつけました。
この地域では「紙屋川問題を考える会」のみなさんが数年前から災害復興のボランティア活動と問題解決のための聞き取りと行政交渉を粘り強くやってこられています。そのメンバーからお誘いを受けて、一緒に17日日の昼から住民のRさん宅を訪問して、ここに住み始めた経過と60数年間の苦労してきた歴史と楽しかった思い出をいっぱい聞かせてもらいました。話の端々に「せっかく苦労して建てた家を捨てて『出て行け』と言われても行くところがない」と言われるのに胸が痛みました。
その話の中で、水道がなく近所で分けてもらったり、川の水で生活をしていたところ、平田敏夫さん(元日本共産党市会議員)の尽力で共用水道を引いたことを嬉しそうに話してくれました。
(更新日:2022年11月08日)